鳥を飼うとどうなるの?

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鳥との共存生活とは

「いつかペットを飼ってみたいなぁー」と考えている人は多いかと思います。テレビでペット特集とか見たりすると「私も動物と楽しい共同生活をしてみたい!」と気持ちが高ぶったりしますよね。その気持ちはわかります。でも、動物は物ではありません。私たちと同じ生き物です。世話することもできないのに安易にお迎えすることはできません。

私は鳥以外の動物は特に飼ったことはありません。しかし、鳥は今まで何羽も飼いましたので、私なりに「鳥との共同生活とはどういうものか?」ということをここに書きたいと思います。

鳥との共同生活の良いところと悪いところ

良いところと悪いところ。つまり、メリットとデメリットですね。その2つに分けて書いていきますね。

鳥との共同生活の良いところ

言葉を覚えてしゃべる

これは他の動物にはできないことですね。みなさんご存じのように鳥は言葉を覚えてしゃべります。もちろんどんな種類の鳥も言葉を覚えてしゃべるわけではありませんが、インコが言葉をしゃべる姿はテレビで見たことがあるのではないでしょうか?上手におしゃべりができるインコには憧れるものですね。そんなインコとの共同生活ができたら毎日が楽しくなるのは間違いないでしょうが、インコが100羽いたら100羽全部がしゃべるわけではありません。そこは勘違いしてはいけない。人間側の教え方に問題があるのかもしれないし。ちなみに私が今まで飼ったインコの中で言葉をホントにおしゃべり上手だったのは1~2羽くらい。他のインコは単語を数個覚えたくらい。もちろんまったくおしゃべりしなかったインコもいましたよ。おしゃべりできないけど芸ができたインコもいました。つまりいろんなタイプのインコがいるということですね。鳥に限らずどんなペットを飼う時はそのペットに過度な期待をしてはいけません。私は自分自身にそう言い聞かせています。

お世話が簡単

犬や猫のお世話と比べたら鳥のお世話は簡単だと思います。餌や水は少量だし、フンの清掃をするにしてもフンは小さいですからね。我が家では定期的にケージ(鳥かご)を熱湯で消毒します。ダニとか細菌対策のためです。でも、それも時間がかかる作業ではありませんからね。

お財布に優しい

犬や猫に比べたら生体価格自体安いですし、必要な物は鳥かごやおもちゃ、ヒーター等。そんなに高価なものが必要になるわけではありません。

場所をとらない

犬みたいに走り回ったり遊ぶスペースが必要になるということはありません。我が家の鳥たちは、放鳥時間(鳥かごの外にいる時間)はいつも私たち人間のそばでずっと遊んでいます。人の肩の上にいたりテーブルの上で遊んでいたり。「鳥はいつも飛んでばかりいる」と思っている人もいるかもしれないですが、そんなむやみに飛び回ったりはしませんね。少なくとも我が家の鳥たちはそんな感じです。

体は小さいけど長生きです

我が家にはセキセイインコとウロコインコとオキナインコがいます。セキセイインコの寿命は大体8年くらい。ウロコインコが大体15年くらい。オキナインコは30年も生きると言われています。もちろん寿命は食生活などによって前後しますが「え?鳥ってそんなに長生きするの?」と思った人もいるのではないでしょうか。

鳥との共同生活の悪いところ

次はデメリットを書きたいと思います。

あちこちでフンをする。

基本的に鳥はトイレは覚えません。我が家の3羽はあちこちで遠慮なくフンします。そのため他の家と比べてティッシュの消費量は多めかと思います。

噛みます

これは鳥を飼っている人の悩みのひとつではないでしょうか?鳥は手がないですからね。クチバシが手の代わりです。人間が物を手に取るのと同じように鳥はいろんな物をクチバシでくわえます。くわえる程度なら良いのですが噛まれると結構痛いです。

鳴き声が大きい

体が大きいインコほど鳴き声も大きい傾向があると思います。我が家では1番体が大きいのはオキナインコのナツ。鳴き声は大きいですよ。元気よく鳴きます。ナツが肩に乗って鳴くと、キ~ンと耳鳴りがします(笑)

鳥病院が少ない

犬や猫の病院と比べたら鳥の病院は少ないですよね。
鳥専門の病院は少ないです。

窓・事故など

鳥を飼っていると窓を開けることができません。鳥が飛んで外へ逃げてしまうためです。
玄関のドアを開ける際も注意が必要です。そして、人の足元を歩き回ったりするので誤って足で鳥を蹴飛ばしてしまったり踏んづけてしまったりと事故が起こらないように注意が必要です。

まとめ

鳥を飼っていて一番困ることを上げるとすれば、鳴き声が大きいことではないかと思います。近所迷惑になるからです。近所から「うるさいからどうにかしてくれ」と言われても、鳥は鳴く生き物ですから鳴くなというのは無理な話。防音対策をやるくらいしか対応ができません。でも完璧な防音はできないでしょう。その他の問題は家庭内で解決できます。フンはこまめに清掃すればいいし、噛まれても近所迷惑になるわけではない。病院はネットなどで家族でいろいろ調べれば近場に良い病院が見つかるかもしれないし、窓や事故についても家族でお互いに注意しあえばいいですから。鳴き声が気になるのなら小さめな鳥を選んだほうがよいのかと思います。そして、寿命をまっとうするまで可愛がってあげてください。

 

 

 

 

 

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